メンタルの危機は突然に

アラフィフの壁
みろっく
みろっく

アラフィフになるまで、うつ病とかメンタル関係無縁だったんだけど・・・

急に来たね、ある日突然に

あしゅりん
あしゅりん

なんか、一目ぼれみたいなノリだね?

みろっく
みろっく

笑い事じゃないから!!

この私が、ほぼほぼ食事できず、激ヤセしたんだから

あしゅりん
あしゅりん

正常な判断を失って、変なセミナーに参加したでしょ?

みろっく
みろっく

そうなのよ!!

高額な受講料を見て、我に返ったから良かったけど・・・生まれつきの貧乏性で助かったわ

メンタルの危機は誰でも起こる可能性があります

みなさんは、うつ病などメンタルの危機に陥ったことはありますか?

私はアラフィフにしてはじめて経験しました。しかも、ある日突然に。

トラブルがあった場合、どちらかというと私は、いろいろ調べたり、行動に移したりして解決しようとするタイプなんです。落ち込むことはあっても、最終的には、それなりに解決の道を見つけては前に進んできました。

しかし、解決が非常に困難な、むしろ自分ではどうにもできない事態が起こり、気負って頑張っていた気持ちがプチっといってしまったんですね。なんの前触れもなく・・・

この記事は、様々な悩みやストレスを抱えて気持ちが落ち込んでいる方、いつもの自分とは違う状態に苦しんでいる方、また、毎日気を張って頑張っているけど息苦しく感じている方に向けて書いています。

私の経験談をシェアすることによって、少しでも気持ちが楽になる方がいれば幸いです。

また、気が弱っていると、正しい判断ができなくなり、とかく怪しいセミナー、ビジネスに引っ掛かりがちです。具体例を紹介していますので、参考になればうれしいです。

メンタル危機を迎えるまでには段階があります

バトルモード

私がメンタル危機に陥った主な原因は、高校生の長男の不登校でした。

実は、小学校の時も、中学校の時も不登校を経験しています。その時も悩みは大きかったですが、原因もはっきりしており、とにかく親ができるとこは何でもやらなければと、ネットで何日も調べたり、学校と話し合ったり、各機関に相談したりと奔走しました。

結果として、なんとか解決しました(今にして思えば、親から見ての解決だったのかもしれませんが・・・このあたりは別記事で書きます)。

これは、ゲームで言えば、いわばバトルモードですね。ストレスやトラブルに対抗して、頑張って動いている状態です。

動けているなら大丈夫じゃないか、と思いますよね?一見すると問題が無いように思いますが、この時もストレスにはさらされているわけです。いうなれば「気が張っている」状態なのです。

私のように、自分では気が張っていることに気がつかない場合が多いかと思います。まして、子どものことになると、余計に頑張らなければ、私がやらなければ、と余計に気負っていたように思います。

エスケープモード・・・一歩間違えば危険です

ところが、高校生で長男が不登校になったときは、さしたる原因が見当たらなかったのです。

親の言うことには聞く耳を持たず、喧嘩ばかりの毎日。このままでは、せっかく入った高校も留年です。まして、このまま引きこもりになったら・・・

考えても考えても解決先は見つからず、かといって考えないこともできず。いつものバトルモードも通用しないのです。

それでも何かしよう。そうだ、言い過ぎは良くないぞ、我慢しよう・・・でも、ものすごく、ものすごーくイライラします。なんせ、相手は学校にも行かず一日中ゲームばかりやっているのですから・・・

市の子育て相談に行ったりもしましたが、具体的な解決策はなく。

「明日は行くよ」という長男の言葉を信じ、毎朝起こすけど、結局動くことができずに学校へ行けず。高校へ、「今日も休みます」と連絡するストレス。

昼夜逆転生活だけは避けようと、何度も起こすけど、「はい」と返事をするだけど、結局起きられず。汚部屋で一日だらだらしているだけの状態。

やがて夜は眠れなくなり、ますますイライラが募りました。主人に相談しても、これっぽっちも頼りになりません(笑)。かといって、こんな話を安心して相談する相手もいません。家の中の雰囲気もギスギスしていきました。

そんなある日、主人がぎっくり腰になったのです。仕方ないのですが、一日ゴロゴロしてます。挙句に、のんきに漫画など読んでいるではないですか!!

その時、何かがプチっと切れたような感じがしました。急に涙があふれてきて、そこにいることが、とてつもなく嫌になったのです。たぶん「ここにいたら私が壊れる。逃げよう。」と思ったのだと思います。

私は、財布とスマホをもって、車に乗って家を出てしまいました。家を出るまで、ほんの数分だったと思います。

ほんとに突発的でした。私は、たまたま家出を選択しましたが、違う選択をするまでに追い込まれていたらと思うと恐ろしいです。この状態は一歩間違うととても危険だと思います。家族も、まして当の本人でさえも、そこまでの状態だと気がついてないケースが多いと思います。

フリーズモード

突発的な家出は2日ほどで終了し、帰宅することにしました。

しかし、ここから、何もやる気が起きず、食欲もなく、起き上がることも難しくなりました。ぎっくり腰の主人、不登校の長男、寝たきりの母・・・この時は、中学生の長女に余計な心配をかけ、気を遣わせたと思って、本当に申し訳なく思っています。

いつもなら、子どもの優先で物事を考えるはずなのに、この時は自分のことで精一杯でした。何も考えられず、気分が落ち込み、現実逃避するかのように寝てばかりいました。

1週間ほど寝たきりとなり、回復の兆しもなし。さすがにおかしいと思った私は、近くのメンタルクリニックに予約を入れました。予約は数日先でした。その間も、ほとんど食べずにいたため、体重が3週間ほどで4キロ程度は減りました。

メンタルの危機からの脱出方法について、私が実際に試した方法を次の記事で紹介しています。良かったら参考にしてください。

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