メンタル危機からの脱出方法

メンタルの壁を越えろ
みろっく
みろっく

クリニックに予約したのはいいけど、

そこへ行くにも気力を振りしぼった感じだったよ

あしゅりん
あしゅりん

先生にうまく伝えられるか?も心配だしね

みろっく
みろっく

そうなのよ

そんなこと、たいしたことないよねって言われてたら、

寝たきり状態がしばらく続いていたかもしれないわ

クリニックへ行ってみましょう

正直、メンタルクリニックって行きづらくないですか?初めて行くのに勇気がいりませんか?

私の場合、家族がいるからどうにか回復しないと!と思って、クリニックを予約しましたが、自分だけなら、寝ているうちに治るんじゃないか?と先延ばしにしていたかもしれないです。

でも、クリニックに行くことが、メンタルの危機から脱出する第一歩になることは間違いないので、一度行ってみることをおすすめします。

「こんなことでメンタルクリニックに来てもいいのかな?」とか心配しなくても大丈夫です。クリニックの先生は話を聞いてくださいます。

私がかかったクリニックの先生は、しっかり気持ちを汲んでくれたうえに、「それは厳しい状況だ。うつ状態なので、休むためにも入院をおすすめしますがどうですか?」「お薬を出しますので、ゆっくり眠ってください。」と言ってくれました。

実は、長男の問題以外にも、旦那さんが原因のストレスもあったのですが、それを旦那さんには伝えず、ずっと我慢していました。

先生は、「旦那さんにも、うつ病と診断されたことを話して、日ごろ思っていることを伝えた方がいいですよ。」とアドバイスしてくれました。

私は、自分がうつ病と診断されたことに驚きつつも、はじめて自分の抱えている問題を誰かに話すことができて、少しほっとしたのか涙が出ました。

処方された薬は効きすぎて、信じられないくらい眠ってしまったので、あまり飲まなかったのですが、何も考えず眠ることが出来た点は良かったと思います。

入院することが許される状況でもなかったので、薬の力を少し借りてでも休むことには意味があったと思います。

また、ソーシャルワーカーの方をご紹介いただき、再度話を聞いていただいたうえに、地域で高校生の不登校に対応している機関を探してくださったりしました。とても救われました。

もしも、最初に受診したクリニックが自分に合わなかったとしても、諦めないでください!!自分に合ったクリニックが他にあるはずです。

そこまでの気力を出すのは難しいかもしれませんが、どうか危機的状況を放置することのないようにと願っています。

少しでも軽症のうちに対処することが大切です。

気持ちを吐き出しましょう

今まで我慢してきたこと、辛かったこと。今、何に苦しんでいるのか、どんな助けが欲しいのか。

自分の思っていること、感じていること、それが不安であっても、怒りであっても、とにかく気持ちを吐き出すことが大切だと思います。

私は、お医者さんのすすめもあり、旦那さんに気持ちをぶつけました。きつめの言葉になったと思いますが、幸い旦那さんが聞くだけは聞いてくれた(笑)ので助かりました。

場合によっては、旦那さんに言えないという方もいますね。その場合でも、相談相手はいろいろ考えられます。身近なところでは、

  • 親、兄弟などの家族
  • 古くからの友人
  • 職場の同僚
  • 趣味やサークルの仲間
  • ママ友

ただ、抱えている問題の内容によっては、身近な人や友達に軽々しく話せない・・・なんてこともあるかと思います。そういう場合には、専門家を頼りましょう。例えば、

  • クリニックのお医者さん
  • ソーシャルワーカー
  • スクールカウンセラー
  • 市役所などのこころの相談窓口
  • 地域の社会福祉施設の窓口
  • 電話相談窓口

地域のクリニックや、公共の相談窓口を利用するといいでしょう。料金も公共の窓口は無料です。また、これらの窓口から適切な相談先を紹介されることもあります。

もしも、最初に相談した窓口との相性がイマイチだと感じたとしても、そこで諦めないでくださいね。クリニックは、他にもたくさんありますし、公共の窓口もいくつもあります。きっと話しやすい場所がみつかるはずです。

あしゅりん
あしゅりん

専門家に頼るのは敷居が高いし、

かといって話せる友達もいない場合はどうする?

みろっく
みろっく

私は、通っているマッサージの先生が聞いてくれて、気持ちが楽になったりしたよ

カウンセリングとか、傾聴のサービスを利用してもいいかも

もちろん、みろっくも聞きますよ(笑)

こちらが、管理人みろっくのコンタクト先です。

溜めこむ前に吐きだしましょう☆お悩み、愚痴伺います モヤモヤする!辛い!ちょっと聞いて!何でもOK♪じっくり傾聴

ココナラに登録はしたけれど、まだ一度も利用していません(笑)。でも、いつでもお話伺います。誰かに聞いて欲しくなったら、お気軽にご連絡くださいね。

身近な人に話すと、隠しておきたい話も、思わぬ形で広まることもありますし、ただ聞いてほしいだけなのに、やたらアドバイスされたり、あなたが悪いみたいな決めつけをされることもありますよね。

また、他の人と比較してしまい、自分が苦しくなったりすることもあります。

そんな時は、カウンセリングや傾聴などの、あと腐れのない有料サービスを利用するのも一案です。

ただし、ネット上には弱っている心のスキマを狙ってくる人たちもいます。高額すぎる料金は、詐欺や怪しいビジネスなので、ご注意を!!

余計な心配の種を増やさないためにも、相談相手選びは、くれぐれも慎重に。

問題から距離をとりましょう

物理的な距離

問題の原因がはっきりしているなら、いったんその問題から距離をとるのもおすすめです。

距離の取り方にも、物理的な距離と心理的な距離があると思います。

物理的な距離の取り方とは、いったんその場所から離れる方法です。簡単に言うと、逃げちゃうってことですね。

たとえば、私の場合は、突発的に家出をしました。結局のところ、家出しても家のことが気になり、休息にはなりませんでしたが(笑)

ただ、目の前から問題がいったん見えなくなることで、イライラが少しおさまり、冷静になれる場合があります。家族にも悩みの深さが伝わります。

もちろん、急な家出はご家族に心配をかけますので、本来はあまりおすすめはできません。ただ、本当に苦しいときは命を守るために逃げてもいいと思います。

クリニックにかかっているなら、入院をすすめられることもあるでしょう。一度すべてのしがらみを手放して、入院してみるのも手かもしれません。入院が無理なら、デイサービスの利用をすすめてくれるかもしれません。デイサービスにも、専門の職員の方がいて話を聞いてくださいますよ。

会社やパートなどの仕事は休みましょう。有給休暇でもいいですし、病気休暇の制度もあるでしょう。とにかく、休息をとるのです。家事も休んじゃえればなお良しです。

急に心が軽くなることって難しいと思います。まずは身体を休めることからはじめてみてください。

心理的な距離

身体が休められると、少し気持ちも落ち着いてきます。

だからといって、また問題解決に躍起になったり、すぐに前と同じように動こうとしたりすると、悪くなることがあります。焦らず少しづつ進みましょう。

動けるようになってもあまり問題点ばかりにフォーカスするのは、良くないです。今度は、心理的な距離をとる術を身につけましょう。

特に、子どもの不登校や引きこもりなど、自分だけではどうにもならない問題は、がっつり組み合うと空回りばかりして、自分が参ってしまいます。

何か楽しみを見つけて、気分転換をすることは、とても大切です。

買い物をしたり、旅に出たり。好きなこと、趣味があるなら、どんどんやりましょう。身体を動かす趣味は効果的なようです。

子どもを放っておいて、遊んでいいのかって??

そんな罪悪感は無用です。むしろ、お母さんが暗い顔をして一日中家にいるより、出掛けてくれた方が、子どももホッとするそうです(長男談)。まずは自分自身の回復を目指しましょう。

コロナ禍なので、家のなかで出来る趣味を見つけるのもいいでしょう。もともと趣味がないという方は、これを機会に見つけるのもいいです。定年後の準備にもなりますしね。

手軽にはじめられる趣味の記事を書きましたので、よろしければ参考にしてください。

心のバランスの保ちかたを探る

さて、心身に少しエネルギーが戻ってきたけれど、周りを取り巻く状況はまったく変わっていない場合がほとんどですよね?あなたを苦しめるその悩み。出来ることならすぐに解決したいですよね?

ただ残念なことに、その悩みが軽くても、まして重いものならなおさら、簡単には解決しません。

すぐに悩みが消えてなくなるような魔法はないのです。いくらお金を積んだところで、瞬く間に解決するようなことは決してありません。そして、悩みは、ひとつ消えても、また別の悩みが襲ってきます。

失望しましたか??でも、これは本当のことです。

私たちが出来るとこは、その悩みは悩みのままに、それと共にうまく過ごせるように対処することなのです。

そして、悩みと共存する中で、良い方向を探っていき、少しづつ解決に向かっていくしかないと思います。

もちろん一人で立ち向かうなんて、無茶はしないでくださいね。ここに書いた脱出方法がお役に立つことを願っています。

現在の私は、仏教の考え方が、自分にしっくりきて、本を読んだり、お寺に通ったりしています。生き方や考え方の参考になりますよ。

興味ある方は、ぜひこちらの記事も読んでくださいね(怪しい勧誘ではありませんのでご安心を・・・笑)。

【重要なおまけ】弱っている時のネット検索は注意!!

心が弱っている時のネット検索について、注意点があります。

ひとつは、暗い、マイナスの書き込みばかりを見ないということです。私も、不登校の子どもがいる掲示板などついつい見てしまったのですが、たまたま子どもに対する悪口、罵詈雑言が、ずらずら書いてあるものを目にしました。

確かに気持ちを吐き出すことは大事です。そこに書くことで、気持ちが治まり、笑顔で子どもに向き合えるならいいと思います。ただ、あまりにもマイナスな内容ばかりを読んでいると、負の方面に引きずられてしまいます。

例えば、子どもが邪魔だとか、捨てたいとか、こういった内容が書いてあったりしますが、読むのはそこそこにしましょう。また、そういった掲示板に書き込むのも、気持ちがスッキリするように見えて、実は憎悪が増幅するような気がしますので、あまりおすすめできません。

もちろん、気晴らし程度につぶやいたり、書き込んだりすることはOKです。ガス抜きとして利用しましょう。

そして、注意点のふたつめですが、詐欺に注意してほしいです。

普段は簡単にだまされないような人でも、心が弱っているときは正常な判断がにぶります。また、苦しんでいればいるほど、「これをするだけで100パーセント解決します」的な言葉に救いを求めてしまいがちです。

落ち着いてください。世の中に、100パーセント解決する簡単な方法など、存在しません!!

しかし、そういう私も、心が弱っている時にネットで見た、不登校解決のセミナーに参加してしまいました。結局、大金を支払う前に撤収できたのですが、その時の実体験を記事にしています。

怪しいセミナーや、お金だけが狙いの詐欺まがいビジネスに引っ掛からないように、ぜひ参考にしてください。

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