単位制通信制高校 卒業後の進路ってどうなるの?早くも心配しはじめる

高校不登校からの転校編
みろっく
みろっく

前期終了して、ロングバケーションに入ったわけだけど、

早くも卒業後のことが気になってきた

あしゅりん
あしゅりん

高校変わったばかりでしょ?

まして卒業できるか怪しいのに、その後のことまでって、


まだ早くない??

みろっく
みろっく

そうなんだけど、何もしないでいていいのかな?

すぐに3年生だよ?本人はなーーーーーんも考えてないし、


この先の進路とか心配でしかたないんだよね・・・

つい、転ばぬ先の杖を欲しがってしまう

パラダイスでいいのか?

以前の投稿にも書きましたが、オクサレさまの通っている高校は、夏休みがとーーーーーーーーーーーっても長いです。

7月20日あたりから、10月20日あたりまで、宿題ゼロのロングバケーションです。

当然オクサレさまは、「ようこそここへ、遊ぼうよパラダイス~~~」の、まさにパラダイス銀河(by光GENJI)状態。

親としても、とりあえず高校は行きはじめたわけだし、夏休みなら、朝から機嫌の悪いオクサレさまを起こす必要もないし、パラダイス銀河・・・・

といきたいところなのですが、またまた懲りずにある心配が浮かんできました。

万が一、このまますんなり卒業できたとして、次はどうなるんだろう?

オクサレさまは、「勉強嫌い、大学はいかない、就職する」と言ってるけど、果たして週に2日通学するのもやっとの人間を雇ってくれるところはあるのかしら?

ゲーム以外、やる気も無いし、何も続かないのに、働けるのかしら?

そもそも、まともに朝起きられないんですけど?

「這えば立て、立てば歩めの親心」

なんて、ことわざがありますが、何かできたら次はこれ・・・と子どもの成長を願ってしまうものです。

ましてやその子どもが、世の子どもよりも飛びぬけて頼りなく見える場合は、成長を願うだけでは足りなくなり、大丈夫かしら?という心配の気持ちが大きくなってしまいます。

「備えあれば憂いなし」

とも言いますし、何かしら情報収集だけでもしたほうがいいんじゃないかしら?と思いはじめました。

オクサレさまがパラダイスであればあるほど、心配になり、私までのんびりしてちゃマズいのでは?子どもに任せておいたら、卒業後無職確定じゃない!そのまま引きこもる可能性もあるぞ・・・などと、まだ起きていもいない状況を勝手に想像して、心配を増幅させておりました。

実際、通信制の卒業後の進路のデータなどを調べると、4割弱が、進学でも就職でも職業訓練でもない、「それ以外の者」となっています。無職なのかフリーターなのか引きこもりなのかわかりませんが、「何もしていない、決まっていない」ということになります。

本人の意思、やる気、頑張りもある程度は必要になりますが、果たしてオクサレさまはどうなるやら・・・・高校卒業時にまた壁が待ち構えていそうです。

スクールカウンセラーの先生にお礼に行きました

さて、別記事でも書いた通り、全日制高校時代には、スクールカウンセラーの先生にお世話になりました。

無事に通信制に合格して、通っていることを報告して、お礼を申し上げたいと思っていました。

しかし、すでに転出した身では、前在籍校のカウンセラーを勝手に訪ねるわけにもいかず・・・かといって、個人的な連絡先はわからず・・・

そんな折、全日制高校から、修学旅行の積立金など返金の手続きに来てほしいとの連絡がありました。そこで、「スクールカウンセラーの先生にお会いできないか」と相談したところ、お礼ならOKと言うことで許可をいただき、会うことができました。

それにしても、高校へは何度足を運んだことか・・・

近いからまだ良かったですが・・・自宅から一番近いという理由だけでこちらの高校を選んだオクサレさまに、はじめて感謝しました(笑)

若者サポートセンターを紹介していただきました

スクールカウンセラーの先生は、通信制に無事に通えていることを喜んでくださいました。

まだ、油断はできないけどね、突然行かないと言い出す可能性もあるよね・・・という認識も一致しました。

感謝とともに、「転出してしまったので、もう先生にお会いできなくなるのは残念です・・・」という気持ちもお伝えしました。

通信制にもカウンセラーの先生はお見えになると思いますが、こちらの先生には、苦しい時期を助けていただいて、とても心強かったので、もう相談できなくなるのがほんとうに残念だったのです。

すると先生が、「若者サポートセンター」の存在を教えてくれたのです。私はこの時、名前をはじめて聞きました。

若者サポートセンターは、全国にあり、私の住んでいる愛知県にもいくつかあります。しかも、そのうちのひとつが私の住んでいるすぐ近くにあるというのです。何度も近くを通っているはずですが、まったく気が付きませんでした。

そして、先生自身、学校を巡回するカウンセラーをしつつ、若者サポートセンターの心理相談員もされているというお話でした。

あいにく先生の在籍しているセンターは、私の近所のセンターではありませんでしたが、先生の良く知っている相談員の方が近所のセンターにいるから、オクサレさまの件を話してくださるというのです。

その相談員の方は不登校のご経験者とのことで、困ったら相談に乗ってくれるだろうとのことでした。

今までもカウンセラーの先生に感謝しておりましたが、もはや神に思えました。

若者サポートセンターのメイン業務は、仕事をしたいけど踏み出せないとか、どうやったら就職できるかとか、若者の就労をサポートしているようですが、通信制や定時制の高校に在学している子どもや保護者の利用も可能だそうです。

まさか次の相談先までご紹介くださるなんて(泣)ほんとうに先生には深く深く感謝しています。

相談先について

先行き不安に襲われて、相談先が欲しかったのは、他でもない私自身です。

オクサレさまは「おれは困ってない。将来はどうにかなる。」の無双状態。心の中はどうだかわからないですが、表面上は強がっております。

旦那は、話は半分しか聞いてないし、関わらない(関われない)し、解決案のひとつも持ってこない(勢い余ってディスりすぎました)。

もちろん私一人ではどうにもできない。

そうなると、善後策は信頼できる他人と相談するしかないのです。私自身の精神安定のためにも、相談先があるというのはとても重要でした。

ちょうど、高校卒業後はどうしたらいいのか?と心配し始めていたところだったので、新しい相談先のご紹介はほんとうにありがたかったです。

相談しやすいスクールカウンセラーの先生に当たったのは、幸運でしたが、これはいきなり引き当てたわけではありません。

市の相談とか、不登校のNPOとか、メンタルクリニックの先生やソーシャルワーカー、社会福祉協議会、実はいろいろ相談したおしました。果てはネットで見つけた不登校セミナー(高額セミナーはおすすめしないです)まで、手を出しかかりました。

一時は、ゲーム依存が原因だと思いつめ、遠くの県にしかないゲーム依存のクリニックに行くべきか??とも思ったぐらいです。

誤解がないように申し上げますが、決してこれぐらい相談しなさい!と言っているわけではないです。

私の場合は不安でじっとしていられなかったので、いろいろ行動しましたが、焦って行動することが必ずしも正解ではありません。ほんとうに不登校で苦しい時は、相談する気力さえもわきませんもんね。私も一時期そうでした。

ただ、もし相談先をお探しなら、ひとつの案として、スクールカウンセラーや若者サポートセンターは心にとめておいてくださってもいいかな?と思います。身近ですし、お金もかかりません。

若者サポートセンターは、実際、相談に行きましたが、話も聞いてくださいましたし、アドバイスやお話もためになることばかりでした。今後、卒業後の進路相談にものっていただこうと思っています。

それからもうひとつ、たとえある相談先が自分に合わなくても、諦めたりしなくても大丈夫ということもお伝えしたいです。他の相談先に行ったらうまくいくこともあるかと思います。

一人で抱え込んで、ストレスフルになったり、孤立してしまったりということだけは絶対に避けてほしいです。どうか周囲に助言や助けを求めてくださいね

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