来年度の履修申請があるんだけど
時間割を作成するんだよね
それで?
新3年生は、進路調査もあるらしいんだけど、
真剣に考えてないみたいなんだよね
3月上旬、履修申請日がありました
履修申請日にありえない理由で遅刻
履修申請日とは、決められた日時に登校して、担任の先生と個別に面談をして、来年度の時間割を作成する日となっています。
一人につき、1時間の枠が設けられていました。
この時間は、希望者は、保護者の同席が可能ですが、オクサレさまは、一人で行きました。
履修申請日は、特別活動にあたるので、欠席厳禁です。コロナ禍でもありますので、都合が悪い場合は、空いている別の枠に予約しなおすことは可能ですが、いずれにせよ必ず出席しなければなりません。
オクサレさまは、時間に間に合うように家を出ました。
ところが、しばらくすると、LINEが・・・
「最悪」
なんだろうと思って聞いてみると、
「駅のホームでスマホ見てたらドアが閉まってた」
「だる」
「せっかく早く来たのに」
はあああああああああああああああああ?!
そんなことって、ありますか?
どんだけプロスピに夢中やねんっ!!!!
と、心の中で叫びましたが、やってしまったものはどうにもなりません。
怒ったとて、電車は帰ってきません。
幸い、次の電車に乗れば、5分遅刻ぐらいで着くので、それに乗っていくように話しました。
先生もお怒りではなく、遅刻理由を聞いたら笑っていたそうです。
いつも本当にお手数をおかけして申し訳ないかぎりです。
3年生は前期で単位を取得し終わる予定です
担任の先生との面談で、来年度の時間割を決めてきました。
必修単位である、体育や総合的な探究をはじめ、好きな世界史や地理など社会科を中心に、残りの17単位を取得することにしたようです。
この17単位を、夏休み前までの前期で全て取得する予定です。
万が一、単位を落とすようなことがあっても、後期で取得すればいいので安心ですね。
新3年生は、進路調査もありました
オクサレさまは「就職」と言い続けておりました
新3年生は、履修申請と同時に、進路調査も行われます。
時間割の作成の時に進路を聞かれるのは、取得予定の「総合的な探求」の授業が、「就職」と「進学」に分かれているからです。
進路によって、履修する授業が分かれるという事です。
オクサレさまは、前々から自分の高校後の進路について、
「おれは就職するから!!」
と、ずっと言い続けておりました。
学校や勉強が好きではないからやりたくないし、勉強しないなら就職しようってことなんだろうと思います。
それも本人の希望ならいいんじゃないかって思ってました。
急に迫った現実を前に、やっと真剣に考えはじめたようです
先生から進路を聞かれて、
「就職!!」と即答したようです。
先生によれば、近年は、進学の割合が多く、就職希望は少ないとのことです。
就職の場合、履歴書の書き方とか、面接の仕方とか、指導があること。
また、学校に求人票が来るから紹介すること、夏までにはスーツをそろえておくこと、企業は毎日勤務できる子を求めているから生活リズムを整えること。
などなど、アドバイスをもらったようです。
また、後期は授業が無いから、自動車の免許を取っておいたらどうか?とも言われたそうです。
勢いよく就職宣言をして帰宅したわけですが、
「なんか、就職少ないらしいし、専門学校とか進学しようかな・・・
せっかく高卒になれそうなんだしさ・・・」
就職するから!!の、あの勢いはどこへやら。
今回、こうやって先生から具体的な話を聞いてはじめて、自分の進路のことを真剣に考えはじめたようです。
就職しか考えてなかったけど、いざ突きつけられると、ほんとうにそれでいいのか?
専門学校へ行って、もう少し勉強してからでもいいのではないか?
いきなり就職してやっていけるのか?
先生には「就職」と言ってしまいましたが、「進学」に傾き始めているようです。
進学なら進学で、何系に進むのか?
どの専門学校にするのか?
通うことができるのか?
いろいろ考えることがあるでしょう。
夏ごろには進学予定の学校を見に行く必要もあるかもしれません。
オクサレさまの通っている、単位制通信制高校は、系列の大学や専門学校がありますので、推薦制度を利用して、そちらに進学する子たちも多いかもしれませんね。
いずれにせよ、先生のお話が良いきっかけとなったようです。
親の話は耳には入りませんが、他人の話は心に響くようです。
こういう機会を作ってもらえて、本当にありがたいことです。
就職か進学か、すぐには決まらないかもしれませんが、自分の将来のことなので、どちらがいいのか一度しっかりと考えることはいいことです。
まずは、なんとなくでもいいので、進んでもいいかな?と思える分野や学校が見つかればいいなと思います。
もちろん、のんびりしているオクサレさまと違って、すでにしっかり進路が決まっている子は、それに向かって邁進してほしいです。応援しています。
オクサレさまは、
「高校もあっという間に終わりそうじゃん」と言ってました。
そうです。光陰矢の如しです。少年老い易く学成り難しなのです。
この言葉、若い時は響きませんが、年を取ると、よーくわかります。
高校どころか、人生もあっという間なんですよね。
正解はわかりませんが、その時その時、自分で考えて選んだ道を進むしかないですよね。
時には、選択肢の方が向こうからやってきて、選ばざるを得ないこともありますしね。
周りに相談しながら、自分なりに調べたり考えたりしながら、進んでいけたらいいですよね。
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