十楽寺 阿弥陀如来坐像
あしゅりん
次は、阿弥陀様か。
みろっく
極楽目指すものにとっては、必須の方よね。
がっちりお参りしなくっちゃ。
十楽寺に着いた時には、境内には誰もおらず。掲示の指示に従って、お堂の横の、お宅?のチャイムを押してしばらく待つと、対応してくださいました。お堂内の仏像について、近くで拝観しつつ、お話を聞かせてくださいました。お忙しいことろ、本当にありがとうございます。
阿弥陀如来坐像
十楽寺の大仏は、阿弥陀如来坐像で、278cmもあります。お堂が広いせいか、祭壇で囲われていて近くまでいけないせいか、大きさを感じにくいのですが、極楽浄土に導いてくださる仏様とは、これくらいの距離間で接するのがいいのかもしれません。光背に派手さはなく、表情もどこか飄々とした感じ。首が細めのせいか、大きいながらも、すっきりとした印象の仏様です。阿弥陀様は、どんな人間でも救いましょうという懐の深さを感じますよね。
十一面観世音菩薩 摩耶夫人像
本堂内には、他にも仏像が安置されています。十一面観世音菩薩は、平安時代のもので、櫟野寺の仏像のように、ふっくらした印象の仏様です。また、珍しいのが、摩耶夫人像。摩耶夫人とは、お釈迦様のお母さまで、お釈迦様が脇から御生まれになっている、まさにその状況をとらえた仏像です。このような仏像は、こちらの他には、法隆寺にしかないとのことでした。私たちが伺った時には、他に1組だけでしたので、静かな堂内で、じっくり仏像を拝観することができました。
みろっく
甲賀三大佛巡り、次はどこのお寺かな?
あしゅりん
次は、釈迦如来坐像の、大池寺だよ。
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