大変!!!
高校から、封筒が届いたんだけど、中身にびっくり!!!
え?
高校、行ってるようにみえたけど・・・
まさか、欠席超過??それとも退学????
今回は、いつもの不幸なお知らせじゃなくって、
めずらしくHAPPYなお知らせだよぅぅぅ(涙)
高等学校等就学支援金は一律補助(4,812円)だけじゃなかった!!
就学支援金の交付シーズン到来です
少しブログの更新ができていない間に、新しい年となり、学年末も近づきました。
みなさん、いかがお過ごしですか?
受験や、進級、進学シーズンですね。
こちらを読んでいるということは、すこーし動いてみようかな?と思っているのかなぁ。
でも、焦らずに。気楽に読んでくださると嬉しいです。
さて、オクサレさまですが、後期もなんとか高校に通っているご様子。
そんな、2月初旬。
高校から、封筒が届きました。
まさか、欠席超過とか、悪いお知らせ?
家からは出るけど、学校に行ってなかったってことは、過去に何度もあったから・・・
と不安にかられながら、開封すると、「高等学校等就学支援金交付決定通知書」の文字が。
支払っていた授業料が戻ってくるお知らせでした。
高校の無償化により、公立のみならず、私立の補助額も増額され、最近はお金の負担が少なくなっていますよね。
通信制にも補助があるのは、このブログでもご紹介した通りです。
高校入学時のしおりにも、「1単位あたり、4,812円の支給が見込まれます」と書いてあったから、ざっくり半額程度は還付されるのです。
いったんは全額払わないといけないのですが、還付されるのを首を長くして待っていたわけです。
悪いお知らせでなかったことにホッとしつつ、説明部分はすっ飛ばし、肝心の還付額を確認しました。
全額還付されることになりました
還付額 234,000円
んんんん???なんか、やたら多くないか???
これって、今年度支払った授業料の全額じゃないの???
ミスプリント?
いやいや、そんなことないだろうし。でも、おかしいよね・・・
ぬか喜びして、後からがっかりするのが嫌なので、まずは、先ほどすっ飛ばした説明部分を確認。
すると、何やら「加算」の文字が・・・
加算?
そこで、さらに申請の時にもらっていた、就学支援金の案内の資料を探し出して、見てみました。
すると、所得基準によって、支給金額が違うことに気が付きました(いまさらですみません)。
一律で、4,812円支給なのですが、所得によっては加算があり、9,000円支給されるようなのです。
つまりは、保護者の合算の所得によっては、全額還付、実質無償となるわけです。
どうやら、ミスプリントではないようなので、安心して喜べます。
もともとの申請時は、「父母合算所得だし、加算にあたらないだろう」と思って、一律の支給金額ばかりを気にしていたのですが・・・というか、加算が目に入ってなかったのですが
実は、オクサレさまが不登校になる少し前に、大黒柱のダンナさんが体調不良で、会社を休職しなければならなくなりまして(さらっと書いてますが、こちらも一大事・・・メンタル削れて、もはや残っていません)
その結果、所得が大幅に減り、加算の対象となったようです。
急な収入減で、授業料の支払いも正直、負担になっていました。
還付されるだけでも嬉しいのですが、全額還付とは・・・
急にわかっただけに、嬉しかったし、ありがたかったし、何より本当に助かりました。
給付について再度確認
愛知県のHPとかリーフレット見ましたが、わかりにくかったので、簡単にまとめてみました。
私立の通信制の場合です。世帯年収は目安金額です。
保護者の世帯年収 (目安) | 支給額 |
590万円未満 | 1単位あたり12,030円 |
910万円未満 | 1単位あたり4,812円 |
この金額が、通算74単位、年間30単位まで交付されます。590万円未満の12,030円ですが、高校の授業料を越えて支給されることはありません。
もしも授業料が9,000円なら、9,000円/単位の支給となります。
高等教育の実質無料化といっても、公立高校とか、全日制だけでしょ、と思っている方もいるかもしれませんが、2020年4月の制度改革で、私立の通信制でも手厚い支給を受けられます。
進学の不安がひとつ和らぎますね。
振り込みは3月下旬です。
高等学校等奨学給付金制度もあります
学校からお知らせが届きました
我が家のように何らかの事情で収入(住民税課税額)が減ったり、コロナの影響で家計が急変した場合、使える制度として、高等学校等奨学給付金があります。
さっきまでの支援金と、名前が似ていてややこしいです。
愛知県のHPによれば、
•就学支援金…授業料を支払う代わりに学校に納められる補助金。生徒が申請し、返済は不要。
•奨学給付金…授業料以外の教育費のために現金が給付される。保護者が申請し、返済は不要。
先ほどまで書いてきたのが、就学支援金ですが、ここでは、奨学給付金について書きます。
実は、こちらの給付金についても知らなかったのですが、9月に学校から案内の封筒が届きました。
どうやら、愛知県が、就学支援金の申請で届け出たマイナンバーを使って、該当の家庭を割り出し、学校経由で通知してくれているようなのです。
支給条件 実はかなりハードル高い?パートの方は注意!!
条件としては、
1 生徒の条件
(1)(2)全てに当てはまる必要があります。兄弟の場合は、生徒それぞれについて確認します。
(1)平成26年度以降に高等学校等(愛知県外の学校を含む)の1年生(1年次)に入学した方
(2)7月までに就学支援金(または学び直し支援金・専攻科支援金)を受ける権利がある方
2 保護者等の条件
(1)(2)全てに当てはまる必要があります
(1)7月1日の時点で、次のいずれかに当てはまる方
・生徒の世帯が生活保護世帯であり、「生業扶助」を受給している【生活保護世帯】
・保護者等全員の令和3(2021)年度の県民税所得割及び市町村民税所得割が非課税(0円)である【非課税世帯】
・保護者等全員が、失職・倒産その他特別な事情による家計急変により非課税世帯に相当すると認められる【家計急変世帯】
(2)7月1日時点で住民票上の住所が愛知県内にある方
生徒の条件は、問題なく当てはまるかと思いますが、
重要なのは、2 保護者の条件の(1)になりますね。
我が家の場合は、【非課税世帯】に該当しました。
しかし、該当になるには、すこし注意点があります。
私がここで説明したいと思ったのは、↑これです。
ここまで詳しく愛知県のHPに書かれていないので。
意外と支給の条件厳しくないですか?
私は、ダンナさんやオクサレさまのことでパートどころでは無くなり、仕事をやむなくセーブしていたので、所得割を支払っていなかったのですが、通常だったら働いており、支払っていたと思うので、該当してなかったと思います・・・。
扶養の範囲内上限ギリギリでパートしてる人って多いけれど、それだとこの制度使えないんですよね・・・補助があるのはありがたいけれど、このあたりの設計が微妙ですね。
また、「いやいや、住民税はしっかり納めたんだけど、コロナなどで急に家計が変わったんだよね・・・」という場合、
【家計急変世帯】 に該当する場合がありますので、こちらを確認してくださいね(愛知県のHPに飛びます)。
【家計急変世帯】 の場合は、もしかしたら県から通知が来ないかもしれませんね(県も把握できないので)。申請は学校を通して行うので、一度、学校等に問い合わせてみましょう!!
支給額
送られてきた書類に記載して、課税証明書を添付して、学校に返送しました。
生徒が私立高等学校等に在学する場合の支給額は、生徒一人あたり以下の通りです。
1 生活保護(生業扶助)世帯【基準額1】
52,600円
2 非課税世帯【基準額2】(生活保護(生業扶助)世帯を除く)
・生徒が全日制・定時制課程に在学する場合 129,600円
・生徒が通信制課程・専攻科に在学する場合 50,100円
我が家の場合は、 50,100円になります。11月下旬に振り込まれました。
学校は、授業料以外にもお金がかかりますもんね。
教科書代や定期代にあてることができますよね。
今回、収入が減ったことで、教育にいろいろな補助があることを知りました。
私立の通信を考えているけど、授業料等が負担・・・と思っている方がいれば、ぜひ参考にしてください。
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