不登校高校生 保護者も辛いよ① 親もプレッシャーと戦ってます

高校不登校からの転校編
あしゅりん
あしゅりん

早いもので、夏休みも終わりそうだよね

新学期が始まるね

みろっく
みろっく

親の立場で言うと、夏休みって、ちょっと気が楽なんだよね

新学期が始まると、また憂鬱な気分になるのよ

親も大変なんだよ、心の中が

親も感じる、見えないプレッシャー

長期休みは少しだけ気持ちが楽なんですよね

早いもので、2022年の夏休みも過ぎ去ろうとしていますね。

コロナ禍ながら、規制のない夏休み。みなさんは、いかがお過ごしでしたでしょうか?

私はバカンスとは無縁。ほぼほぼ自宅で過ごしました。

さてさて、いきなりですが、長期休みって、少しだけ気持ちが楽になりませんか?

楽っていうと誤解があるかな・・・

不登校の状況は何も変わらないんだけど、いろいろなプレッシャーが軽減されて、少しだけ息つくことができるというか、気持ち的に休憩ができるというか、そんな気分を私は長期休みで感じておりました。

もちろん、学校にいけない子どもが辛いんです。それは大前提として。

ただ、そんな子どもと向き合う親も、また辛いのです。

毎朝、学校へ行くか行かないかの押し問答があったり・・・

毎朝、学校へ欠席の連絡を入れなければならなかったり・・・

毎朝、普通に学校へ通えている子たちを眺めて、なんでウチの子は行けないの?と悲しくなったり、イライラしたり・・・

そういうことから、長期休みの間は、解放されるわけです。

ウチの子だけではなく、どの子もみんな学校へ通ってないわけですからね。親もプレッシャーから少しの間だけ逃れることができるわけですね。

では、保護者が実際どのようなプレッシャーを感じているのか挙げてみましょう。

・ 学校へ行かせなければ、自分がしっかりしなければという責任感

・ このままでどうなるんだろうという将来に対する恐怖感

・ 親、親戚、世間からどう思われているかという不安感

・相談先や、共感者がいない孤独感

・ なぜ学校へ行けないのかわかってあげられない無力感

・親として失格なのではないか、子育てを失敗しているという劣等感

・何が正しいのか、どうしていったらいいのかわからないという焦燥感

・良かれと思ったことが逆効果だったり、頑張っても成果が出ない徒労感

書いているだけでも辛くなってきましたが、これらは私が実際に感じていたことです。

保護者の方は、多かれ少なかれ、このようなプレッシャーの中で、子どものケア、学校との連絡などを行わなければならないわけです。

当然ながら子どもに焦点が当たるので、保護者の困りごとはスルーされちゃうんですよね。

意外と辛い欠席の連絡

学校を欠席をする場合、学校へ連絡しなればなりません。

普段なら何でもない欠席連絡が、不登校だと辛く感じます。

オクサレさまは、不登校初期の頃、夜になると必ず「明日は学校へ行く」と言ってました。

本人も頑張ろうと思ってのことでしょう。

行くと言うからには、毎朝、起こさなければなりません。

ただ、起こしても起きない、起きたとしても着替えられない。

万が一、着替えたとしても、洗面所から出てこられない。

で、結局、お休みの連絡をするわけです。

学校へ行く行かないのやりとりで、かなりメンタルを削られているうえに、「今日も休みます」と連絡をしなければならないわけです。

先生もお忙しいでしょうし、毎回では申し訳ない気持ちもして。

私は、この欠席の連絡にかなりプレッシャーを感じてました。

みろっく
みろっく

最近は、ネットで欠席連絡できるようになりましたよね!

もう少し早くこの制度があれば、欠席連絡のプレッシャーは少なかったかも・・・

ただ、オクサレさまが2年生進級とともに完全不登校になった時に、新しい担任の先生から、

「お母さんも大変でしょうから、毎日ご連絡はしなくて大丈夫です。」と言われました。

毎日電話が辛かったし、確かに楽にはなったのですが、そうなったらなったで、なんだか見放されたような気持にもなりました。

もちろん先生はそんなつもりではなく、「何かあればいつでもご連絡ください」とは言われたのですが、なかなか複雑な心境でした。

どちらにしろ、辛さはありましたね。親心も複雑です(泣)

保護者の心は置き去りにされがち

親にも強いストレスがかかる

先生とお話ししても、スクールカウンセラーとお話ししても、

当然ながら、いつでも話題は、子どものことです。子どものメンタルや学習の遅れ、出席日数不足、補習や再テスト、進級するのか転入するのか・・・

子どもが学校や先生と関りを持たない以上は、親が代わりにやるしかありません。

たとえ自分のメンタルが凹んでいても、そこは大人であり親ですので、子どもが少しでも良い方向へ行くように頑張るしかありませんでした。

先生方とも、短い時間で話すことがたくさんあるので、親の苦しさや辛さなど、2の次、3の次になります。親の心境など話題にしたこともありませんでした。

しかし、そうやって親なりに頑張ってみるものの、子どもは一向に学校に行く気配もなく、一日中ゲームばかりしている・・・

イライラがつのって、つい言わなくてもいい余計なことを言ってケンカになることもしばしば。

そして、「ああ、またやってしまった。子どもを責めてしまった。」と自己嫌悪に陥り、さらに辛くなる・・・そんなことの繰り返しでした。

不登校によって親も強いストレスを受け、それが子どもとの関係を悪化させるという負の連鎖が起こるのです。

親のストレスを軽減できる相談先などがあればいいのですが、現状は親のケアは置き去りにされることが多いのではないでしょうか。

新学期ですが、焦らずに

新学期がはじまりますね。

よその子は当然のように登校しますが、うちの子は当然のように登校しない・・・

また、プレッシャーを強く感じる日々が戻ってきます。

ほんとうにお疲れ様です。

でもどうか、自分で抱え込みすぎず、追い込みすぎないようにしてほしいと願っています。

親とはいえ、人間です。

プレッシャーを感じることも、それを辛く思うことも当たり前です。

学校へ行かず、引きこもってゲームばかりしてる・・・それを見てイライラせずにいられるでしょうか。ただ黙って見守ることができるでしょうか。

しかも、効果てきめんの解決策もないのです。この状態がいつまで続くかわかりません。もしも一生このままだったら・・・不安でたまらなくなります。

そんなお気持ちを少しでも軽くできる方法があればいいのですが・・・

私にできることといえば、私がやってしまった失敗を共有したり、今まで読んだり聞いたりした中で助けになったものをご紹介するぐらいのことですが、少しでもお役に立てば幸いです。

次のブログで、続きを書こうと思っています。

もしよろしければ、読んでみてくださいね。

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